神在月の雑かん

夜桜

　ライトアップされた散りゆく桜を見ながら土手を歩いてきた、思ったより人も少なく加温も暖かく時間が短く感じた。
　今年の桜も後数日、毎年思うのは来年もまたこの桜の開花を見ることが出来るかってこと、２年前まではそれでもそんなに実感は無かったのだけど、去年からはこの思いがすごく現実味を持って感じられる。
　実際は誰も明日の事は分からないのだから、来年もこの桜の花を見ることが出来る保証は無い、それでも当たり前に明日が来ると感じられる幸せを、もっと感謝しても良いのではないのだろうか。