April 04, 2007

JR木次線の駅に愛称がついた。

 今日の山陰中央新報の1面に、JR木次線の10の駅に愛称がついたって記事が載っていた。
木次駅→八岐大蛇(やまたのおろち)
日登駅→素戔嗚尊(すさのおのみこと)
下久野駅→動動(あよあよ)
出雲八代駅→手摩乳(てなづち)
出雲三成駅→大国主命(おおくにぬしのみこと)
亀嵩駅→少彦名命(すくなひこなのみこと)
出雲横田駅→奇稲田姫(くしいなだひめ)
八川駅→脚摩乳(あしなづち)
出雲坂根駅→天真名井(あめのまない)
三井野原駅→高天原(たかまがはら)
 と成ったそうだ、殆どの愛称は分かったんだけど(まあ。その駅に相応しいかは別にして)、一つだけピンとこない物があった。
 動動(あよあよ)、これだけは分からなかったので、出雲国風土記を見直してみると、大原郡の項に以下の文があった、
「阿用郷(あよのさと)。郡家の東南一十三里八十歩なり、古老の傳へに云へらく、昔、或る人、此の處の山田を佃りて守りき。爾の時、目一つの鬼来て、佃人の男を食いけり。男の父母、竹原の中に隠れて居りき。時に竹の葉動げり。爾の時、食はえし男、「動々」云ひき。故、阿欲と云ふ。」
 下久野駅は阿用郷に有るし、此の一つ目の鬼の話はそこそこ有名だから良いんだけど、それでも此の愛称っていかがな物かと思うのだが・・・

20:44:06 | kamiarizuki | | TrackBacks