神在月の雑かん

雲仙普賢岳祈りの日

　長崎県島原市が平成10年から実施した。
　平成3年の6月3日、雲仙普賢岳で大火砕流が発生し、避難勧告地区内で警戒中の消防団員、警察官、取材中の報道関係者等が巻き込まれ、死者40人、行方不明3人という犠牲者を出した。
　18年前、ちょうどこの火砕流が発生する2週間前、私も火砕流で被災したあたりに行っていたので、噴火のニュースを聞いて吃驚したのを思い出す。
　噴火を興味本位で見に行った自分の行動が、少し後ろめたいような気もしたり。
　実際その地に住んでいる人の苦労なんて、何も考えずに取った行動がほんとに良かったのか。
　何時もこの時期になると思い出すんだよね。