神在月の雑かん

有福温泉大火から1ヶ月

　先日宿泊したときにはまだ焼け跡がそのままだった有福温泉、火災から1ヶ月経った今でもまだ焼け跡はそのままになっているらしい。
　今回の火災で全焼した「寺部屋」さんと「たじまや」さん、現在の建築基準法では元の場所に同じ建物を建てて再建することは困難。
　たじまやさんはもう廃業することも考えているとか、ただでさえ数の少なかった有福温泉の旅館でこれ以上数が減るのは結構な痛手、それに焼け跡の後片付けの具体的な方法も決まってないらしい。
　風評被害は少なかったとは言え、やはりこれからの有福温泉の賑わいの再生という意味では辛いところ。
　それでもこの火災以前から、若手経営者が中心となって有福温泉の再生を計画していて、中心部に有福Cafeを開き貸し切り露天風呂もオープンさせ、9月中には新たな外湯も完成する予定らしい。
　まだまだ楽観は出来ないけど、昔の賑わいを取り戻すことが出来るといいのですが。