神在月の雑かん

作品展

　今年の秋に私の参加している写真クラブが、久しぶりに単独で写真展をする事になった。
　写真の展示は毎年いろいろな形でやっているので、そんなに特別なことではない。
　今回も去年の秋から今年の夏までに撮った物を、適当に見繕って出そうと思ってる。
　なんか取り組む姿勢が真摯ではないと自分でも思うけど、その作品展に向けて作品を作るというのはどうも苦手なんだよな。
　まあ毎回作品展のテーマは設けられないので、それでも通用するのが気楽なところかな。
　もう少しまともな物が撮れるようになったら、個展でもやってやろうかと思っていた昔が少し懐かしい、ここの所どうも情熱という奴が枯渇し掛かってる気がする。
　これってまた熱く燃えるようになるのでしょうか、自分にとって写真とは何か、何て事まで考えようとは思わないけど、熱意だけでシャッターを切っていた昔。技術も機材も恵まれなかったのに、あの頃撮った物が未だに超えることの出来ない物になっている。
　才能の限界とは考えたくない、これから何年撮り続けることが出来るかは分からないけど、今の自分にしか撮れない物を求め、てまだまだのたうち回ってみようと思います。