June 21, 2013

三方一両損

最近NHKのBSプレミアムで大岡越前をやっている。
民放でやってたときと同じテーマ曲が泣かせる。
大岡越前と言えば有名なのが、三方一両損のお裁き。
と言っても知らない人もいると思うので、簡単に書くと。
或る男が三両入った財布を拾った。
持ち主は直ぐに見つかったので、拾った男は持ち主に返そうとするが。
落とした男は、一度落とした物はもう自分の物ではないと言って、受け取らない。
拾った男もこのまま持って帰っては、自分が猫ばばしたみたいだから、どうしても返すと引かない。
で、話がこじれてしまい、結局奉行所で白黒付けてもらうことになる。
ここで大岡越前登場。
話を聞いたお奉行様は、なぜか自分の懐から一両出して、落とした三両と合わせて四両とし、双方に二両ずつ渡し、こう説明する。
まず、落とした方は、落としせいで三両が二両に減って一両損。
拾った方は、黙ってもらっておけば三両手に入ったのに、届け出たので二両しかもらえなくなり、一両損。
奉行は、こんなややこしい話を持ち込まれなければ、一両出す必要なかったので、やはり一両損。
三人とも一両損をするので三方一両損、これで納得してくれないかと。
これを聞いた江戸の庶民は、これぞ大岡裁きと喝采を送った。
って話だけど、正直ガキの頃始めてみたときから、この采配には納得がいかない。
どう考えても拾った男が二両得して、お奉行と落とした男が一両ずつ損をしてるとしか思えないんだけど・・・
なんか良い解決方法は無いかと色々考えたけど、凡人には折半するのが一番良いのでは、くらいしか思いつかない。
しかし、頭のいい人はやはりいるんだね。
筒井康隆先生の作品の中で、こんな解決方法が在ると書いて在った。
それは、名付けて三方一両得。
実にシンプルな方法だけど、理にかなってるんだよね。
それは、奉行所、落とした男、拾った男で、三両を一両ずつ分けるという物。
まず、落とした男は無くしたと思って諦めていた金が、一両戻ってきたので、一両得。
拾った男と奉行所は、一両もらえるので、双方とも一両得。
拾った男が一両得るのは、拾ったことの謝礼だとすれば理にかなっている。
奉行所は、ややこしくなった揉め事を解決した手数料だとすれば、これも理にかなっている。
まあ、江戸っ子がこの裁きを気に入るかどうかは分からないけど。
三方一両損よりは合理的だと思うんだけどね。

19:19:37 | kamiarizuki | | TrackBacks

しとしと降ってます。。

すっかり梅雨らしくなりました。
雨が降らないって騒いでたけど、いざ降り出したら、やっぱり欝陶しい。
その上台風まで接近してるし、週末も雨だろうな。


12:12:21 | kamiarizuki | | TrackBacks

おはようございます。

今朝も雨かな。
今はやっぱり気温も低め。
最近しまねっこをテレビで見かける。
CMとかでが多いけど、17日からはフジテレビ系のスーパーニュースのお天気コーナーでアシスタントしてるらしい。
21日までなので、時間がある人は見てください。


06:36:37 | kamiarizuki | | TrackBacks

今朝の夢。

旅先で知り合った子に、一緒に記念写真を撮って頼まれた。
なぜかキグルミきせられた夢だった。


06:03:38 | kamiarizuki | | TrackBacks