June 28, 2009

集中力

 写真は絵を描くのよりは一般的にはかなり時間が短いので、そんなに集中力はいらないと昔は思っていた、その頃は一つの被写体と長い時間対峙しててもそんなに疲れなかったので、そんなに集中してるとも思わなかったのかもしれない。
 ところが最近一つの被写体に取り組む時間が、少しずつ短くなってるような気がする。
 言い換えれば雑に撮ってるって事なのだろうか、デジカメになって銀塩写真の頃と比べると同じ時間で撮る枚数が格段に増えているのは事実で、ワンカットにかかるランニングコストの低さが、数打ちゃ当たるみたいな撮り方をさせているのかもしれない。
 でもやはり集中力を維持していくことが、昔に比べると出来なくなったと思った出来事があった。
 先月雨の中で祭りの撮影をしたとき、明らかに途中で集中力が切れてしまった。
 そうなると後はただシャッターを切るだけ、帰って画像を確認したときは集中力が切れた後の画はボロボロ、自分でも見るのが嫌になるくらい酷かった。
 12年前は天気に恵まれていたとはいえ、倍くらいの時間ファインダーを覗いていても集中力は最後まで途切れることはなかったのに。
 歳のせいにはしたくないので、ここいらで初心に戻って、ワンカットずつ集中して被写体に向き合い、長時間撮影しても集中力が途切れないようにしたいものです。

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June 27, 2009

何故か最近

 元々私は風景から写真を始めた、スナップも何時の頃からか撮るようになり、最近は時々カメラをぶら下げ街へも出てる。
 ポートレートやヌードも付き合いで結構撮ってきた。
 だけど花は今までは桜くらいしか撮ったことがなかった、桜にしても花一輪ずつではなく、木としてみる事が多かったので、ほんとの意味での花の画ってほとんど撮ってなかったように思う。
 原因はただ一つ、難しいから・・・一応花を撮るときのセオリーはいろいろ読み聞きしてたので分からないわけではないけど、自分の作品を撮ろうと思っても、なかなか自分の色が出せない、正直今もまだ何処かで見たことのあるような画しか撮れない、ここの所花ばかり撮ってるのでよけいにそう思う。
 先々月くらいから散歩の途中で目に付いた花を撮るようになったけど、集中して撮るとこれもなかなか面白いと感じるようになった。
 最近は花を撮るために散歩に出てるって感じになってきた、これで後は自分の思い通りの画が作れるようになれば、言う事無いんだけどな。

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June 26, 2009

3本のレンズ。

 まだ私が写真を初めて間がない頃、先輩に単焦点レンズを3本選ぶとしたら何を選ぶ?と聞かれたことがあった。
 まだズームレンズ1本しか持ってなかった私にはこれと言った回答はできなかった。
 その先輩曰く、28mmと50mm、そして135mmを持っていたらだいたいの撮影には対応できる、との事だった。
 そのことも参考にしつつレンズを少しずつ集めたけど、オリンパスOMからキヤノンのEOSに替えた時点では、28mmと50mmしか買うことが出来なかった。
 EOSに替えた時も最初は標準ズームレンズから初めて、望遠ズームと増やしていったので、28mm、50mm、135mmと揃うのには少し時間が掛かった。
 正直今では、標準ズームと望遠ズームが在れば大概の撮影に困ることはない、さらに最近は超高倍率ズームなんて物も発売されているから、それ一本でもちょっとした撮影なら困らないかも。
 ただ改めて考えてみると、あの先輩が言ってたことも何となく分かる。
 当時はズームレンズが、まだ一般的ではなかったのでそんなことをいっていたのかもしれないけど、確かにこの三本のレンズがあれば、そんなに困ることはない。  
 ただデジタル全盛の今、APS-Cサイズのカメラで使うと、35mm換算では望遠側にシフトしてしまうので、広角側が物足りなくなってしまうのが辛いところ。
 今三本選べと言われたら、間違いなくズームレンズを選ぶんだろうな。
 それでも単焦点レンズの魅力が無くなったわけではないので、余裕があるときは三本バックに詰め込んで何処か撮りに出かけてみたい物です。


17:27:00 | kamiarizuki | | TrackBacks

June 25, 2009

EF85mmF1.8USM

 今を去ること十数年前、EOS5(銀塩カメラの方です)が発売になって直ぐの頃、松江でEOS5の使い方の講習会があり、その時キヤノンで借りたEF85mmF1.2L USMが良くて、購入したいと思ったけど、当時の私に20万以上するレンズを買う余裕もなく、その代わりに手に入れたのがこのEF85mmF1.8USM。
 代わりに買ったこのレンズだけれど、価格差がかなり在る割りには描写はよく、開放もF1.8mmと十分な明るさがあり、全く後悔はしなかった。
 最近はズームレンズを使う頻度が高くなったので、出番は少なくなったけど、大口径ならではのレンズの明るさや、ピントがあった部分のシャープな描写など、まだまだ現役で頑張ってもらいたいレンズの一つです。

17:43:00 | kamiarizuki | | TrackBacks

June 22, 2009

EF16-35mmF2.8LUSM

 EFレンズの広角ズームでLの称号をいただくEF16-35mmF2.8LUSM、私はでた時直ぐ前のモデルから乗り換えた。
 デジタル全盛になった昨今、周辺画質が悪いだの収差が酷いだのとさんざんの言われよう。
 キヤノンさんもそれに答えるためか、デジタル対応のEF16-35mmF2.8LIIUSMを発売した。
 正直なところは私もIIに乗り換えたかったけど、懐具合が淋しくて購入は諦めた。
 幸いAPS-Cタイプのデジカメを使っているので、中央部の画質が良い場所だけを使う事になるので、そんなに画質低下等は気にならない。
 ただ問題なのはAPS-Cデジタル一眼レフで使うと、35mm換算で25.6mm-56mm相当になってしまって、どちらかというと標準ズームに近い使い方になってしまうこと。
 広角レンズは好きでよく使っていたけど、この画角では少し物足りない、これはAPS-Cデジタル一眼レフを使っている限りどうしようもないところ、EF-S10-22mmF35-45USMを買うか、35mmフルサイズのデジタル一眼を買うかしないと解決できない。
 でも現在そのどちらの解決方法も私には出来ないところが辛いところか・・・

17:25:00 | kamiarizuki | | TrackBacks