June 28, 2009
集中力
写真は絵を描くのよりは一般的にはかなり時間が短いので、そんなに集中力はいらないと昔は思っていた、その頃は一つの被写体と長い時間対峙しててもそんなに疲れなかったので、そんなに集中してるとも思わなかったのかもしれない。ところが最近一つの被写体に取り組む時間が、少しずつ短くなってるような気がする。
言い換えれば雑に撮ってるって事なのだろうか、デジカメになって銀塩写真の頃と比べると同じ時間で撮る枚数が格段に増えているのは事実で、ワンカットにかかるランニングコストの低さが、数打ちゃ当たるみたいな撮り方をさせているのかもしれない。
でもやはり集中力を維持していくことが、昔に比べると出来なくなったと思った出来事があった。
先月雨の中で祭りの撮影をしたとき、明らかに途中で集中力が切れてしまった。
そうなると後はただシャッターを切るだけ、帰って画像を確認したときは集中力が切れた後の画はボロボロ、自分でも見るのが嫌になるくらい酷かった。
12年前は天気に恵まれていたとはいえ、倍くらいの時間ファインダーを覗いていても集中力は最後まで途切れることはなかったのに。
歳のせいにはしたくないので、ここいらで初心に戻って、ワンカットずつ集中して被写体に向き合い、長時間撮影しても集中力が途切れないようにしたいものです。
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