February 04, 2011

永遠って

 ふと思う、時の流れって本当にたゆまなく一定のリズムで続いているのかと。
 早くなったり遅くなったりしてても、その中で生活し相対的な比較をする事が出来ない私達はそれに気が付かないだけではないか。
 更に言えば傷が付いたレコードのように、って最近の若い人にはレコード自体馴染みがないので分からないかもしれないけど。
 アナログレコードって、レコード盤の上に一本の溝が螺旋状に刻まれていて、その溝を針がなぞっていくことで、記録されている音が再生されるようになっている。
 盤面に傷が付くと傷のために同じ場所を繰り返し再生するようになってしまうことがある。
 その溝を時間の流れだと思ってもらうと分かり易いと思うけど、時間にも何か歪みが生じて、あたかも傷が付いたレコードのように同じ時間を繰り返していても、その中で生活している私達は全く気が付かないとしたら、それを永遠に繰り返していても気が付かないとしたら。
 永遠にいったいどれだけの意味があるんだろうか。

Posted by kamiarizuki at 09:22 P | from category: Main | TrackBacks
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