July 08, 2012

原発は是か否か。

友人と飲んでいて、原発の話が出た。
私は昔から原発は怖かった、さすがに津波でこんな事故が起きるとは思いもしなかったけど。
地震多発国である日本で、いくら耐震性を高めたと言っても、それを鵜呑みにする事は出来なかった。
それでも反原発運動に参加する気にはなれなかった。
反原発と口にするのはたやすい、だけどそれを本当に行おうとすれば、自分の今の電気を使いほうだいな生活を変えないといけない。
代替エネルギーの見通しがたたない現段階で、原発をなくすには自分の電気使用量を減らすしかない。
それを実践できないのに、脱原発を唱えるのはあまりにも無責任としか思えない。
バブル崩壊までの右肩上がりの電力使用量の増加が、原発推進の論拠であった以上、電気は1960年代レベルの使用で押さえた、という人だけが反原発という資格があると思う。
確かに反対することは大切なことだけど、自分の生活は犠牲にしたくないって言うのは現在の状況では、あまりにも無責任だと思う。


Posted by kamiarizuki at 12:42 P | from category: Main | TrackBacks
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