December 15, 2012

原子力発電についての私見

原子力発電のリスクについて、今まで過小に見積もられていたのは事実。
原発が危険なのはどう考えても当たり前。
人間がやる事に絶対なんてあり得ないのは火を見るよりも明らかだから。
だからといって、じゃあ原子力発電を全て即時廃止、っていうのには賛成出来ない。
現在の日本のエネルギー事情を考えると、原発即時全廃は厳しい。
自然エネルギーで代替えするとか言ってるけど、自然エネルギーを安定的に利用出来るようになるにはまだまだ時間がかかる。
かといって化石燃料に頼るのは、安全保障上重大な問題だし、コストも上がるばかり。
それに、原発を動かさなければ安全と思ってる人もいるけど、稼働してない原発も大災害が起こればリスクは動いている原発と大差はない。
燃料棒のウランや使用済み核燃料の処理が出来る目処が立ってない以上、これはどうしようもない。
だとしたら、現在有る原発は安全性をしっかり確認してから、稼働させた方が無駄がないと思いませんか。
新規の原発は諦めて、その予算を代替エネルギーの開発や核燃料処理の予算に充て、それらに目処が付くまでは現在の原発を使い続ける。
これが一番現実的だと思うんだけどね。

Posted by kamiarizuki at 09:54 P | from category: Main | TrackBacks
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