January 30, 2015

もしも時間が止まったら。

よく漫画や小説で、時間を止めて何かするってのがあるけど。
実際に時間を止めたらどうなるか、ちょっと考えてみた。
前提として、自分の時間はそのままで、廻りを停止させることが出来る、そんな装置を装着し時間を止めると言う事にしましょう。
さて、時間を止めたらどんな悪戯をしようか。
なんて思いながら、装置のスイッチを入れる。
まずスイッチを入れたとたん、目の前が真っ暗になる。
それは光の動きも停止するため、外界から網膜に達する光が無くなってしまうため。
その上、コンクリートで固められたように、身動き一つ出来なくなるでしょう。
何故か、それは空気が流動しなくなるため。
身体を動かすためには、動かす先の空気を押しのける必要が在る。
当然ですね、普通なら密度が低い空気なんて、簡単に押しのけることが出来るけど。
時間が止まってしまっては、いくら密度が低くても、動かすことが出来ないので、必然的に指一本動かせなくなるはず。
さらに、空気の振動で伝わってくる音も、一切聞こえなくなる。
もっと悪いことは、空気の流動が無くなるって事は、呼吸も出来なくなってしまうって事。
数分で確実に死が訪れる事でしょう。
でも、死んでも倒れることも出来ず。
立ったまま朽ちていく・・・ただ外部からの細菌類の侵入はないので、通常の腐敗は無いのかも。
まあ、なんにしても悲惨な末路を辿ってしまいそうです。

Posted by kamiarizuki at 11:57 P | from category: Main | TrackBacks
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